COSMOSネットワークへの投資価値は、ATOMやOSMO,LUNAといった主要通貨への注目を見れば一目両全で、着実に大きくなっていると言えます。
特にTERAの通貨であるLUNAは、時価総額が全暗号資産でトップ10に入るまでに成長しました。
そんな中、KeplrやCosmostationなどの個人Walletで得た利益を日本円に換金したいという方は多いはず。
そこで、どんなルートで日本円に換金したときが最もお得なのか疑問に思ったことはありませんか?
この記事はそんな疑問「個人ウォレットで儲けたATOMを日本円に換金する場合、どのルートが最もお得なのか」を解消するために書きました
最も考えられる3ルートで、1,000ATOMを日本円に換金するシミュレーションをしてみます。
シミュレーションのルール
- ルート①②で使用する海外取引所は「Binance」を使用する
- ルート①②で使用する国内取引所は「bitbank」とし、取引所形式でメイカー注文とする
- ルート③は国内で唯一ATOMを取り扱う「GMOコイン」の販売所形式を用いる
- 1,000ATOMを元手に日本円換金をゴールとする
- 個人WalletからのATOM送付手数料は1ATOMとする
- 1 ATOM=1 USDT
- 1 USDT=100 JPY
- 1 USDT=1 XRP
- 1 BTC=10,000 USDT
- 換金作業中は通貨レートは変動しないものとする
目次
ルート①:個人Wallet→海外取引所(USDT→XRP)→国内取引所で換金
このルートは海外取引所(Binance)でXRPを介して日本円に換金しました。
COSMOSの通貨は直接XRPへ換金できないため、ひと手間掛かりますがXRPの前にUSDTへ換金する必要があります。
- KeplrからATOMをBinanceへ送付(送金手数料は1ATOMとした)
- ATOMをUSDTへ換金する(取引手数料は0.1%とした)
- USDTからXRPへ変換する(取引手数料は0.1%とした)
- XRPを、Binanceからbitbankへ送付する(送金手数料は0.25XRPとした)
- XRPをJPYへ換金する(取引手数料は-0.02%とした)
この時、ルールに従って日本円に換金したら、手数料は-304円掛かりました。
ルート②:個人Wallet→海外取引所(BTC)→国内取引所で換金
このルートは海外取引所(Binance)でBTCを介して日本円に換金しました。
ほとんどの通貨はBTCへ直接換金できるため、国内取引所への送金の手間が省けるというメリットがあります。
- KeplrからATOMをBinanceへ送付(送金手数料は1ATOMとした)
- ATOMをBTCへ換金する(取引手数料は0.1%とした)
- BTCを、Binanceからbitbankへ送付する(送金手数料は0.0005BTCとした)
- BTCをJPYへ換金する(取引手数料は-0.02%とした)
この時、ルールに従って日本円に換金したら、手数料は679.94円掛かりました。
ルート③:個人Wallet→国内取引所(販売所)で換金
このルートはKeplrから直接GMOコインへ送金し、販売所で日本円に換金しました。
最も簡単で手間が掛かりません。
- KeplrからATOMをGMOコインへ送付(送金手数料は1ATOMとした)
- ATOMを販売所でJPYへ換金する(取引手数料は無料だが、スプレッドは3%とした)
この時、ルールに従って日本円に換金したら、手数料は3009.7087円掛かりました。
まとめ
今回のシミュレーションは通貨の値段は実際と異なりますので、算出された数値には大きな意味はありません。
しかし、それぞれを比べてみると、最も手間のかかるXRPを介した換金が最もお得であり、最も簡単なGMOコインでの換金では多くの換金コストが必要となることが分かります。
ルート | 手数料 |
①XRPを介して換金 | 最もお得! |
②BTCで換金 | ちょっとお得 |
③GMOコインで換金 | 換金にコストが必要… |
GMOコインはATOMを取り扱っていますが、まだ販売所形式のみ。
しかし、国内で唯一COSMOSを取扱う素晴らしい業者です。
今後、取引所形式でも取扱を開始する可能性は十分にあります。
そうなったらGMOコインはCOSMOS愛好家にとって最も便利な暗号資産交換業者へと進化することでしょう!
この機会にGMOコインについて知りたいのでしたら、是非この記事も読んでみてくださいね。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!